サイバーセキュリティ月間 2023年2月1日~3月18日
2023年2月23日 14:00
サイバーセキュリティ月間とは?
日本政府では広く国民の皆様に周知を図り、サイバーセキュリティに関する意識と理解を深めていき、不審なメールによる情報漏えい被害や個人情報の流出問題などに対応していくべく、2023年2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」として、様々な取組を集中的に行っています。
サイバーセキュリティ対策 9つの自己診断チェックリスト
サイバー攻撃技術は日々進化しており、脆弱性が見つかった時はスピーディーな対策が求められます。またサイバー攻撃のリスクを低減するためには、さまざまな攻撃に対して有効なセキュリティ対策を講じていく必要があります。
そこで、以下の通りセキュリティ対策を具体的に実施できるよう、セキュリティ対策の自己診断チェックリストを付していますので是非参考にしてみてください。
こちらは企業に限らず個人レベルでもセキュリティに関する自己診断に利用できます。
1.OSは常に最新バージョンにする
2.パスワードは長く複雑にして定期的に更新し、他と使いまわししない
3.多要素認証を利用する
4.偽装メール・怪しいメール・不要なURLは開かない
5.メールの添付ファイルや本文中のリンクに注意する
6.パソコンやスマホの画面ロックを利用する
7.大切な情報は定期的にバックアップ(複製)する
8.外出先では公衆Wi-Fiを利用せず、盗難・紛失・のぞき見に注意する
9.端末検索機能をオンにしておき、困った時は信頼できるところに相談する
iPhoneはセキュリティソフトは不要?
スマートフォン(スマホ)の中でも、iPhoneは比較的セキュリティリスクが低いとされています。その理由として、iPhone用アプリの販売や配布は必ず公式サイトからと規定されているためです。また、開発コードやシステム内容が非公開のため、脆弱性が発覚しにくいといわれています。
とは言え、内部情報が非公開のため、現時点では【公式】アンチウィルスソフトは開発されていません。ウィルスの侵入を阻止するセキュリティソフトに関しては他社が開発しているのが現状です。
iPhoneでも完璧にウィルスやマルウェアを阻止できるわけではありませんので、安全だと過信せず、積極的にセキュリティソフトを導入し、万が一を想定し自分自身で安全性を高めていくことをおすすめいたします。